イベントでキャッシュレス決済を導入したいけれど、「どんな方法があるの?」「導入費用はどのくらい?」と考える方も多いのではないでしょうか。
実際にイベント出店をすると、お金が合わなかったり、集計に時間がかかったりと現金管理の手間を感じることもあります。しかし、キャッシュレス決済を導入すれば、こうした課題を解消でき、運営効率の向上や売上アップにも期待できるでしょう。
この記事では、イベント向けキャッシュレス決済の主な導入方法3つと、おすすめの決済代行サービス3社をご紹介します。

選び方のポイントや導入の手順も解説しているので、これからイベント出店を検討している方はぜひ参考にしてください。
イベント向けキャッシュレス決済対応は主に3種類
イベントでキャッシュレス決済を導入する方法は大きく分けて3つあります。導入コストや使いやすさが異なるため、自分の参加するイベントに合った方法を選ぶことが大切です。
- 決済代行サービス
- QRコード決済
- 決済端末レンタル
それぞれの特徴を以下の表にまとめました。
| 決済代行 サービス |
QRコード 決済 |
決済端末 レンタル |
|
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 0円〜数万円 ※主に端末費用 |
無料 | 数千円〜/日 |
| 月額費用 | 0円〜数千円 | 無料 | 無料 |
| 対応決済手段 | ・クレジットカード ・電子マネー ・QRコード |
QRコードのみ | ・クレジットカード ・電子マネー ・QRコード |
| 導入のしやすさ | 審査あり、 最短即日利用可 |
即日利用可 | 事前予約が必要 |
- 幅広い決済手段を求めるなら決済代行サービス
- コスト重視ならQRコード決済
- 短期利用なら端末レンタル
なかでも決済代行サービスは、1つで複数の決済手段に対応でき、入金や売上管理も自動化されるのが特徴です。次回以降も同じ環境で使えるため、継続利用にも適した方法といえます。





一度きりの利用ならレンタルでも十分ですが、年に数回出店したり、今後もイベント参加を考えているなら、固定費がかからない決済代行サービスを選ぶ方が結果的にコストを抑えられるでしょう。
決済代行サービスで幅広い決済手段に対応する
決済代行サービスを利用すれば、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など、多様な支払い方法を一括で導入できます。1つの契約で複数の決済に対応できるため、来場者の希望する支払い方法に柔軟に応えられるでしょう。
その中でも、SquareやAirペイ、楽天ペイなどのサービスは月額固定費がかからず、一度契約すれば次回以降のイベント出店にもそのまま利用可能です。





単発利用向けの端末レンタルと比べ、毎回手続きや費用がかさまないため、継続的にイベント参加を考えているなら導入しておく価値があります。
QRコード決済のみで初期コストを抑える
コストを抑えたいなら、QRコード決済のみを導入する方法があります。PayPayや楽天ペイなどが代表的で、レジ横にコードを置くだけでお客様がスマートフォンから支払える手軽さが魅力です。
端末を購入する必要がないため、単発イベントでも負担が少なく、初めてのキャッシュレス導入にも適しています。





ただし、複数のQR決済を使いたい場合は、それぞれのサービスと個別に契約が必要で、利用できる決済手段も契約したものに限られる点に注意しましょう。
決済端末レンタルで必要な時だけ利用する
短期間のイベントや期間限定の出店には、決済端末をレンタルするのも1つの方法です。購入費用をかけずに、クレジットカードや電子マネー、QR決済に対応した端末を一定期間だけ借りられます。
例えば、年に1回だけの出店や今回限りの利用といったケースには特に便利です。サービスによっては設定済みの端末が届き、受け取ったその日から使えることもあります。
必要な時だけ利用できるため柔軟に対応できますが、借りる日数によっては意外とレンタル代がかさむこともあり、継続利用には不向きな点は覚えておきましょう。





決済端末のレンタルについては、こちらの記事で詳しくまとめています。併せて参考にしてください。
キャッシュレス決済代行サービスおすすめ3選
イベントでキャッシュレス決済を取り入れるなら、コストを抑えつつまた次回以降も利用できる決済代行サービスが便利です。ここでは、短期イベントでも使いやすく、利用者の多様な支払いニーズに応えられる3つのサービスをご紹介します。
| 初期費用 | 月額料金 (税込) |
決済手数料 | |
|---|---|---|---|
| Square | 端末費用のみ ※タッチ決済は無料 |
無料 | 2.5%〜3.25% |
| Airペイ | 無料 | 無料 | 2.48%〜3.24% |
| 楽天ペイ | 無料 | ・ライトプラン:無料 ・スタンダードプラン:2,200円 |
2.2%〜3.24% |
Square(スクエア)


出典元:Square公式HP
Square(スクエア)の特徴
- 月額0円、安価な端末費用のみで導入可能
- タッチ決済なら端末費用0円
\無料アカウント作成ですぐに始められる/
公式HPはこちら
| 名称 | Square(スクエア) |
|---|---|
| 初期費用 | 端末費用のみ ※スマホでタッチ決済なら無料 |
| 月額料金 (税込) |
0円 |
| 端末タイプ |
|
| 決済手数料 | 2.5%〜3.25% |
| 対応決済手段 |
|
| 入金サイクル | 翌営業日入金 (三井住友銀行・みずほ銀行の場合/その他の銀行は週1回) |
| 運営会社 | Square株式会社 |
| 公式HP | https://squareup.com/jp/ja |
Squareは、世界中で400万以上の加盟店に利用されているキャッシュレス決済サービスです。月額費用は不要で、端末代は4,980円からと導入しやすく、スマホのタッチ決済機能(クレジットカードのみ対応)を使えば専用端末なしで無料導入も可能です。
月額固定費がないため、次回のイベントにも使いやすいのが魅力。さらに、三井住友銀行かみずほ銀行を振込先にすれば最短翌営業日に入金され、資金繰り面でも安心できます。
選べる端末は以下の5タイプで、業態や利用シーンに応じて柔軟に選択できます。
- ポケットに収まる「Squareハンディ」
- スマホと連携して使う「Square リーダー」
- レシート印刷も可能な「Square ターミナル」
- タブレット一体型端末「Square スタンド」
- フルスペック据え置き型「Square レジスター」
年間キャッシュレス決済額が3,000万円以下であればVisa・Mastercardの決済手数料が2.5%になるため、小規模な事業を展開している事業者にもおすすめです。
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公式HPはこちら





Square POSレジについては、こちらの記事で詳しくまとめています。併せて参考にしてください。
Airペイ(エアペイ)


出典元:Airペイ公式HP
Airペイ(エアペイ)の特徴
- キャンペーンでカードリーダーの導入費用が無料
- 月額費用がかからず使う時だけ費用が発生
\キャンペーンでカードリーダーの導入費用が無料/
公式HPはこちら
| 名称 | Airペイ(エアペイ) |
|---|---|
| 初期費用 | 無料 |
| 月額料金 (税込) |
0円 |
| 端末タイプ | カードリーダー型 |
| 決済手数料 | 2.48%〜3.24% |
| 対応決済手段 |
|
| 入金サイクル | 月6回入金 (三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行の場合/その他の銀行は月3回) |
| 運営会社 | 株式会社リクルート |
| 公式HP | https://airregi.jp/payment/ |
Airペイは、iPhoneやiPadに専用カードリーダーをBluetoothで接続して使うキャッシュレス決済サービスです。月額費用は無料で、キャンペーンを利用すればカードリーダーも0円で導入可能。初期コストを抑えたいイベント出店者でも導入しやすいのが特徴です。
クレジットカード、電子マネー、QRコード決済(Airペイ QRの申込が必要)に対応しており、1つのサービスで多様な決済手段をカバーできます。振込手数料が全金融機関で無料で、無料のPOSレジアプリ「Airレジ」と連携すれば、売上管理や商品在庫の把握も可能です。
固定費や端末費がかからないため、「次回の出店予定は未定だけれど、まずは低コストでキャッシュレス決済を導入したい」という方にもおすすめです。
\決済機能だけでOKならAirペイがおすすめ/
Airペイの公式HPはこちら
\POS機能を使うならAirレジがおすすめ/
Airレジの公式HPはこちら





Airペイの詳細については、こちらの記事で詳しくまとめています。併せて参考にしてください。
楽天ペイ


出典元:楽天ペイ公式HP
楽天ペイの特徴
- 端末費用が無料になるキャンペーンあり
- ライトプランなら月額費用0円
\導入0円キャンペーン実施中/
公式HPはこちら
| 名称 | 楽天ペイ |
|---|---|
| 初期費用 | 端末費用のみ |
| 月額料金 (税込) |
|
| 端末タイプ |
|
| 決済手数料 | 2.2%〜3.24% |
| 対応決済手段 |
|
| 入金サイクル |
|
| 運営会社 | 楽天ペイメント株式会社 |
| 公式HP | https://pay.rakuten.co.jp/ |
楽天ペイは、楽天グループが提供するキャッシュレス決済サービスです。端末はプリンター付きの「楽天ペイ ターミナル」と、スマホやタブレットと連携する「カードリーダー型」から選べます。
特に、楽天ペイ ターミナルは通常38,280円(税込)ですが、新規申し込み時のキャンペーンを利用すれば無料で導入可能。月額料金もライトプランなら無料で、楽天銀行を振込先に設定すれば最短翌日に入金可能です。
初期費用を抑え、使う時だけコストがかかるため、イベント出店にも導入しやすいサービスです。
\導入0円キャンペーン実施中/
公式HPはこちら





楽天ペイの詳細については、こちらの記事で詳しくまとめています。併せて参考にしてください。
イベント向けキャッシュレス決済の選び方ポイント5つ
イベントでキャッシュレス決済を導入する際は、費用や機能だけでなく、来場者の利用しやすさや当日の会場環境に合っているかも大切です。ここでは、導入前に押さえておきたい5つの選び方のポイントを解説します。
- 初期費用・月額料金・決済手数料を確認する
- 来場者層に合った決済手段を選ぶ
- 導入までのスピードを確認する
- 入金サイクルをチェックする
- 会場の通信環境を確認する
対応する決済手段の種類を確認する
イベントの来場者が、どの決済方法を使うかを把握しておくことが大切です。よく使われる決済は、来場者の年代や開催場所で大きく変わります。
主な傾向は次の通りです。
- 若い世代が多いイベントならPayPayやd払いなどのQRコード決済がよく使われる
- 40代以上が多ければクレジットカードや交通系ICの需要が高まる
- 観光地や国際イベントでは、海外ブランドのクレジットカードやAlipay、WeChat Payに対応していると選ばれやすい





事前に来場者層を確認し、そのニーズに合ったサービスを選ぶことがポイントです。
初期費用・月額料金・決済手数料を確認する
導入時にかかる費用は必ず確認しておきましょう。端末代や月額料金が無料のサービスもありますが、決済手数料は数%かかるのが一般的。わずかな差でも取扱額が増えると負担は大きくなるため、コストの低いサービスを選ぶことが重要です。
コストを抑えるためには、端末代が実質無料になるキャンペーンや複数台導入時の追加費用も事前に確認しておくと安心できます。





料金体系を把握し、予算に合うサービスを選ぶことが、イベント出店には欠かせません。
導入までのスピードを確認する
イベントは開催日が決まっているため、申し込みから利用開始までの期間は重要なポイントです。
例えば、Squareのように最短で即日使えるサービスもあれば、審査に数週間かかるものもあります。





初めての申し込みでは書類不備で手続きが遅れることもあるため、開催日から逆算し、少なくとも2週間前までに申し込みを済ませると安心です。
入金サイクルをチェックする
イベント後すぐに仕入れや経費の支払いが必要な出店者にとっては、入金の早さが資金繰りを左右します。そのため、売上金の入金タイミングも重要なポイントです。
翌営業日に振り込まれるサービスがある一方、月2回のみの場合もあります。この記事で紹介したSquareや楽天ペイは、特定の銀行口座を入金先に指定すれば翌営業日に入金されるため、早めに資金を回したい場合に便利です。





さらに、特定の口座を利用すると振込手数料が無料になることもあるため、入金の頻度を確認しておきましょう。
会場の通信環境を確認する
どんなに優れたサービスを導入しても、会場で電波が入らなければ決済はできません。特に屋外イベントではWi-Fiが不安定なこともあり、通信環境によっては4G回線に対応した端末やオフライン決済機能付きのサービスが安心です。





事前に現地で通信状況を確認し、必要に応じてモバイルルーターを用意しておきましょう。
イベントでキャッシュレス決済を導入するまでの流れ
イベントでキャッシュレス決済を導入する際は、以下のような流れで進めていきます。
- 利用するサービスを選定する
- アカウント作成・審査を行う
- 端末やアプリの初期設定を行う
- 会場でテストし運用準備を整える
- 当日利用を開始する
どのサービスを選ぶ場合でも、本人確認書類(運転免許証など)や事業者情報、入金用の口座などが必要となるため、事前に準備しておくとスムーズです。
Squareは即日の導入も可能ですが、サービスによっては審査や導入に時間がかかるため、イベントまでに間に合うようスケジュールを確認しましょう。





また、端末の設定や会場でのテストは後回しになりやすい部分です。開催が近づくと準備に追われるため、早めに進めておきましょう。
イベントでキャッシュレス決済を導入するメリット
キャッシュレス決済を導入すると、イベント運営の効率化や売上向上など多くのメリットがあります。ここでは、導入によって得られる主なメリットを解説します。
- 会計がスムーズになり行列を減らせる
- 現金管理の負担とリスクを減らせる
- 利用者の利便性が向上し売上アップが期待できる
- 売上データを管理しやすくなる
会計がスムーズになり行列を減らせる
混雑したイベントでは、レジ前の行列が原因で来場者が離れてしまうこともあります。キャッシュレス決済を導入すれば、現金の受け渡しやお釣りの計算が不要になり、会計時間の短縮が可能です。





例えば、カードやスマホをかざすだけで決済が完了すれば、次のお客様をすぐに案内でき、回転率も向上します。
結果として、忙しい時間帯でもスムーズな対応ができ、イベント全体の満足度向上にもつながるでしょう。
現金管理の負担とリスクを減らせる
イベントでは売上がその場で現金として積み上がるため、管理や持ち運びに気を使うものです。盗難や紛失のリスクがあるうえ、終了後の集計作業も負担になります。
キャッシュレス決済を導入すれば、売上は自動的に口座へ記録され、現金を数える必要がありません。





安全性が高まり、スタッフの負担も軽減されることで、本来の業務に集中しやすくなります。
利用者の利便性が向上し売上アップが期待できる
キャッシュレス決済に対応すれば、現金を持たない来場者でも購入できるようになります。特に若い世代や観光客はスマホ決済を日常的に利用しており、非対応だと販売機会を逃す恐れがあるでしょう。





キャッシュレス決済が使えれば、結果的に売上アップにつながることも多くあります。
売上データを管理しやすくなる
キャッシュレス決済なら、取引データが自動で記録されるため、手作業で売上を数える手間がなくなります。リアルタイムで売上を確認できるので、在庫管理や売上分析も効率的です。
イベント後の報告書作成や会計処理もスムーズになり、時間と労力の削減につながります。





正確なデータを活用できることは、次回のイベント運営にも役立ちます。
イベントでキャッシュレス決済を導入する際の注意点
キャッシュレス決済は便利ですが、導入や運用には注意点があります。トラブルを避けるために、以下3つのポイントを押さえておきましょう。
- 決済手数料が発生する
- 通信環境のトラブルに備える
- 現金対応も残しておくと安心
決済手数料が発生する
キャッシュレス決済では、売上の一部が手数料として差し引かれます。金額はサービスや決済手段によって異なりますが、一般的には2〜3.5%程度です。





小規模なイベントでも取引回数が多いと負担が大きくなります。事前にどのくらい手数料が差し引かれるのかを計算し、把握しておきましょう。
通信環境のトラブルに備える
キャッシュレス決済は、通信が途絶えると利用できません。屋外会場や地下では電波が弱い場合があるため、事前に現地で確認しておくことが大切です。
モバイルWi-Fiを持参したり、複数の回線を用意しておけば、通信障害時にも対応しやすくなります。





予備の端末やバッテリーを準備しておくことで、トラブルが起きても落ち着いて対応できるでしょう。
現金対応も残しておくと安心
キャッシュレス決済に対応していても、現金を用意しておくことは欠かせません。通信障害や機器トラブルが起きた際、現金対応がなければ販売が止まってしまいます。
キャッシュレス決済が普及してきたとはいえ、高齢のお客様など現金を好む方も一定数いるのが現状です。





キャッシュレスと現金の両方に対応しておくことで、販売機会を逃さず、幅広いお客様に対応できます。
まとめ
イベントでキャッシュレス決済を導入すれば、会計の効率化や売上管理の簡略化、来場者満足度の向上が期待できます。導入方法は大きく分けて以下の3種類です。
- 決済代行サービス
- QRコード決済
- 決済端末レンタル
それぞれに特徴があり、コストや利用頻度、対応できる決済手段が異なります。なかでも決済代行サービスは、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済まで幅広く対応し、次回以降のイベントにも継続利用できる点が魅力です。
この記事では、おすすめの決済代行サービスとして以下の3つを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
選ぶ際は、来場者層に合った決済手段が使えるか、初期費用・手数料、導入までのスピードなど事前に確認しておくことが重要です。
イベントでのキャッシュレス決済の導入は、スムーズな運営と売上アップにつながります。自分に合った方法を、ぜひ選んでみてください。



