キャッシュレス決済の導入を考える中で、「SquareでQRコード決済は使えるの?」「どのブランドに対応しているの?」と気になる方は多いのではないでしょうか。
SquareはPayPayや楽天ペイ、d払いといった国内で利用者の多いサービスに加え、Alipay+やWeChat Payといった海外向け決済にも対応しています。月額費用は不要で、必要なのは端末代と決済手数料のみ。スマートフォンやタブレットを使えば、初期費用を抑えてすぐに導入できる点も魅力です。

この記事では、Squareで使えるQRコード決済の種類や手数料、対応端末、導入の流れを解説します。あわせてメリットや注意点にも触れているので、SquareでのQRコード決済を検討している方はぜひ参考にしてください。
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Squareでは7種類のQRコード決済に対応


出典元:Square公式HP
Squareは2025年9月現在、7種類のQRコード決済に対応しています。
- PayPay(ペイペイ)
- 楽天ペイ
- d払い
- au PAY
- メルペイ
- Alipay+(アリペイプラス)
- WeChat Pay(ウィーチャットペイ)
国内で利用者が多いPayPayをはじめ、楽天ペイ・d払い・au PAY・メルペイなど主要ブランドを網羅しています。Alipay+やWeChat Payにも対応しているため、インバウンド需要にも対応可能です。
また、QRコード以外にも以下の決済手段に対応しています。
| クレジットカード | ・Visa ・Mastercard ・JCB ・American Express ・Diners Club ・Discover |
|---|---|
| 電子マネー (交通系) |
・Suica ・PASMO ・Kitaca ・ICOCA ・SUGOCA ・manaca ・toica ・nimoca ・はやかけん |
| その他電子マネー | ・iD ・QUICPay ・Apple Pay |





これだけ幅広い決済手段を、Squareは月額費用0円で利用できます。決済手数料だけで運用できるため、初めて導入する方でも安心して使いやすいサービスです。
ユーザースキャン方式を採用
SquareのQRコード決済は「ユーザースキャン方式」を採用しています。


出典元:Square公式HP
店舗の端末やアプリに表示されるQRコードを、お客様が自身のスマートフォンで読み取るだけで決済が完了します。





金額は自動で反映されるため、入力ミスによるトラブルを防ぎやすいのが特徴です。
SquareのQRコード決済は対面専用
SquareのQRコード決済は店舗での対面利用に限定されており、オンラインショップやリモート取引では利用できません。オンライン販売を行う場合は、クレジットカードやデビットカード決済を導入するのが一般的です。
ECサイトを持たない事業者でも、Squareオンラインチェックアウト(リンク決済)を使えばWebサイトやSNS、メールを通じて支払いリンクを共有するだけで決済を受け付けられます。
Squareオンラインチェックアウトの詳細については、こちらのSquare公式サポートでも確認できます。
SquareでのQRコード決済の手数料
Squareは月額費用は無料で導入できますが、利用時には決済手数料がかかります。手数料は決済方法ごとに異なるため、事前に確認しておきましょう。
| 決済手段 | 手数料率 |
|---|---|
| 対面決済 (クレカ・電子マネー・QR) |
2.5%~3.25% ※新規事業者は一律2.5% |
| オンライン決済 | 3.6% |
| 非対面決済 | 3.75% |
| 請求書決済 | 3.25% |
Squareでは年商3,000万円未満の新規事業者なら、対面でのクレジットカード・電子マネー・QRコード決済が一律2.5%で利用できます。ただし、オンラインや非対面の決済は3.6〜3.75%とやや高めです。
とはいえ、Squareの手数料は他社サービスと比べても大きな差はなく、月額固定費は一切かかりません。





初期コストを抑えつつ導入でき、利用した分の手数料だけで運用できる点は魅力です。
SquareでQRコード決済に対応できる端末6種類
SquareのQRコード決済は、以下6種類の端末に対応しています。2025年7月に登場した最新の「Squareハンディ」に加え、普段使っているスマホやタブレットからの利用も可能です。
| 端末の種類 | Square公式HPでの価格 |
|---|---|
| Squareハンディ | 44,980円 |
| Squareターミナル | 39,980円 |
| Squareスタンド | 29,980円 |
| Squareリーダー | 4,980円 |
| Squareレジスター | 89,980円 |
| お手持ちのスマートフォン・タブレット | 端末代は不要 |
Squareハンディ


出典元:Square公式HP
Squareハンディは2025年7月に発売された新しい決済端末です。片手で持てるコンパクトサイズながら、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応しており、1台で幅広い支払い方法を受け付けられます。





スマートフォンと同じぐらいのサイズでポケットに収まるため、レストランやイベント会場など、持ち運びが必要な場面でも活躍できる端末です。
Squareターミナル


出典元:Square公式HP
Squareターミナルは、タッチスクリーンとレシートプリンターを一体化したオールインワン端末です。決済画面にQRコードを表示できるため、お客様は自分のスマートフォンで読み取るだけで支払いが完了します。





クレジットカードやICカード決済にも対応しており、1台で多様なキャッシュレス決済を導入できる点が魅力です。
Squareスタンド


出典元:Square公式HP
Squareスタンドは、iPadを差し込んで利用する据え置き型のPOS端末です。QRコード決済に対応しており、画面に表示されたコードをお客様が読み取ることで支払いができます。





カードリーダーを接続すれば、クレジットカードや電子マネー決済も利用可能です。
Squareリーダー


出典元:Square公式HP
Squareリーダーは、小型で持ち運びやすい決済端末です。本体は主にカード決済用ですが、スマートフォンやタブレットとBluetoothで接続することでQRコード決済にも対応できます。





QRコード決済の場合は、Square POSアプリに表示されたコードをお客様が自分のスマートフォンで読み取る流れになります。
Squareレジスター


出典元:Square公式HP
Squareレジスターは、専用ディスプレイを2つ搭載した高機能端末です。店側用とお客様用に画面が分かれているため、会計操作とQRコード提示がスムーズに行えます。





多機能で安定性が高いため、来店客の多い店舗や効率的な会計処理を求める店舗に適しています。
お持ちのスマートフォン・タブレット


出典元:Square公式HP
専用端末がなくても、スマートフォンやタブレットにSquare POSアプリを入れればQRコード決済を使えます。金額を入力すると画面にコードが表示され、お客様が読み取るだけで支払いが完了します。





追加機器を購入する必要がないため、導入コストを抑えたい個人事業主や小規模店舗におすすめです。さらにカードリーダーを組み合わせれば、幅広い決済手段にも対応可能になります。
SquareでQRコード決済を始めるやり方
SquareでQRコード決済を始めるには、必要なものを準備してアカウント登録を行う流れになります。





審査には最長30日ほどかかる場合もあるため、導入を急ぐ場合は早めに申し込みを済ませておくのがおすすめです。
申し込みに必要なもの
SquareでQRコード決済を利用するには、以下の準備が必要です。
▼書類
- 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
- 銀行口座情報(売上の入金先として登録)
※登記簿謄本や開業届(法人の場合に提出が必要。個人事業主は不要)
▼写真
- 店舗の外観写真(店名が分かるもの)
- 店舗の内観写真(提供するサービス内容が伝わる写真)
- メニューや料金表(商品と価格が確認できるもの)





これらを事前に揃えておけば、申し込みがスムーズに進められます。
申し込みの流れ
SquareのQRコード決済は、Web管理画面(Squareデータ)とスマホアプリの2つから申し込めます。登録は無料で、本人確認書類や事業者情報を入力すれば完了です。





審査は最短15分で終わるため、その日のうちに次の手続きへ進めるケースも多いです。
Webから申し込む場合
Web管理画面(Squareデータ)からの流れは、以下の通りです。
- Squareデータにログインする
- 店舗情報からQRコード決済を選択する
- 必要情報や写真をアップロードする
- 内容を確認して送信する





Squareデータにログインし、店舗情報画面からQRコード決済を選択します。必要情報と店舗写真をアップロードして送信すれば審査が始まります。
アプリから申し込む場合
スマホアプリからの流れは、以下の通りです。
- Square POSアプリを開く
- 設定 →支払い方法からQRコード決済を選択する
- ログイン後に必要情報を入力する
- 送信して審査を待つ





アプリからでもほぼ同様の手順で進められます。Square POSアプリの設定メニューからQRコード決済を選び、案内に従って必要事項を入力すれば完了です。
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Square経由と直接契約でPayPayなどを導入する違い
PayPayなどのQRコード決済を導入する方法には、Square経由でまとめて契約する方法と、PayPayなど各ブランドと直接契約する方法があります。
両者には以下のような違いがあり、どちらを選ぶかは自店舗が重視するポイントによって変わってきます。
| Square経由 | 直接契約(例PayPay) | |
|---|---|---|
| 申し込み | 1回で複数ブランドをまとめて導入 | ブランドごとに個別申込みが必要 |
| 審査 | 一括で審査 | 各社ごとに審査 |
| 手数料 | QRコード決済は3.25% ※年商3,000万円未満の新規事業者は2.5% |
1.6%〜1.98% |
| 月額費用 | 0円 | ・制限プラン:0円 ・ライトプラン:月額1,980円(税別) |
| 管理方法 | Squareで一元管理 | ブランドごとに別管理 |
Squareを通じてQRコード決済を導入すると、PayPayや楽天ペイなど複数ブランドを一括で利用できます。手間なく始められる一方で、手数料はやや高めです。
直接契約ではブランドごとに申込みや審査が必要ですが、PayPayなら1.6〜1.98%など低い料率で利用できます。もしPayPayしか使わないのであれば、直接契約で導入した方がコストを抑えられます。





利便性を優先するか、コスト削減を重視するかは、自店舗の方針に応じて判断することが重要です。
SquareでQRコード決済を導入するメリット
SquareでQRコード決済を導入すると、次のようなメリットがあります。
- 複数ブランドをまとめて導入できる
- 初期費用や月額費用がかからない
- 決済から入金までがスピーディー
複数ブランドをまとめて導入できる
Square経由なら、PayPay・楽天ペイ・d払いなど主要なQRコード決済をまとめて導入できます。通常はサービスごとに申し込みが必要ですが、Squareなら一括で申請できるため、導入の手間を減らせます。





端末や管理画面も1つに集約されるので、レジ周りをすっきり保ちながら運用できるのも魅力です。
月額費用がかからない
SquareのQRコード決済は、月額の固定費がかかりません。必要なのは端末代と決済手数料のみで、入金手数料も無料です。売上が安定していない時期でも毎月の負担が増えないため、安心して運用できます。





導入コストを抑えられるので、小規模店舗や個人事業主でもキャッシュレスを始めやすいでしょう。
決済から入金までがスピーディー
Squareは三井住友銀行やみずほ銀行を入金口座に設定すれば、売上が最短で翌営業日に振り込まれます。他の銀行でも週2回の入金があり、現金化までの時間が短いのが特徴です。





売上が早く反映されることで、仕入れや経費の支払いに必要な資金を確保しやすくなり、日々の運営を安定させやすくなります。
SquareでQRコード決済を導入する際の注意点
SquareのQRコード決済には、導入前に知っておきたい注意点もあります。以下のポイントを確認しておきましょう。
- オンライン決済には使えない
- ユーザースキャン方式のみ対応している
- 直接契約よりも手数料が高くなる
オンライン決済には使えない
SquareのQRコード決済は、実店舗での対面決済に限られており、ネットショップやオンラインサービスでは利用できません。
オンライン販売を行う場合は、クレジットカード決済やSquareオンラインチェックアウトなど、別のオンライン決済サービスを導入する必要があります。
ユーザースキャン方式のみ対応している
SquareのQRコード決済は「ユーザースキャン方式」を採用しており、店舗が提示したコードをお客様がスマートフォンで読み取る仕組みです。お客様が提示したコードを店舗側が読み取る「ストアスキャン方式」には対応していません。





スーパーや量販店ではストアスキャン方式の方が効率的な場合もありますが、飲食店や小規模店舗ではユーザースキャン方式が主流で、Squareはそうした業態で使いやすい仕組みになっています。
直接契約よりも手数料が高くなる
Square経由でQRコード決済を導入すると、PayPayなどを直接契約するよりも決済手数料が割高になります。
例えば、PayPayを直接契約すると手数料は1.6〜1.98%です。一方、Square経由では一律3.25%(条件を満たす新規事業者は2.5%)となっています。コストをできるだけ抑えたいなら直接契約のほうが有利でしょう。





ただし、Squareなら複数の決済手段を一括で導入でき、1台の端末で管理できます。効率を重視するならSquare、コストを優先するなら直接契約と、自店舗の方針に合わせて選ぶのが良いでしょう。
まとめ
SquareのQRコード決済は、以下7種類のQRコード決済に対応しています。
- PayPay(ペイペイ)
- 楽天ペイ
- d払い
- au PAY
- メルペイ
- Alipay+(アリペイプラス)
- WeChat Pay(ウィーチャットペイ)
月額費用は不要で、必要なのは端末代と決済手数料のみ。年商3,000万円未満の新規事業者なら決済手数料は2.5%で利用できます。
端末は最新のSquareハンディを含む6種類から選べ、お手持ちのスマートフォンやタブレットでも利用できるため、店舗の規模や業態に応じて柔軟に選べるのが特徴です。導入手続きはWebやアプリから申し込め、必要書類や写真を揃えれば最短15分でアカウントを作成できます。
QRコード決済は決済スピードが速く、レジの待ち時間短縮につながるため、顧客満足度の向上と業務効率化を同時に実現できます。結果として売上アップにつながる可能性もあるため、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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